ご挨拶

会長 松田康一  下水道メンテナンス協同組合青年部

青年部会長 再任のご挨拶

平成29年6月2日開催の定時総会にて会長に再任されました松田康一と申します。今年一年、新たな気持ちで与えられた立場を全うしたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願い致します。

我が国は、急速な人口減少と加速する超高齢化という構造的課題に直面しており、デフレマインドから脱却し、中長期的な経済成長を実現するための正念場を迎えています。確実に到来する労働人口の減少という事態を正面から受け止め、建設業の担い手確保や生産性の向上、人工頭脳やドローン等イノベーションも含め、建設産業のこれからの将来像が語られ始めています。

そのような中、東京都は知事肝いりの内部統制プロジェクトチームなる顧問団が突如入札制度改革の実施方針を発表、中小建設業団体の声を聞いてから実施されるとはいえ、過当競争によって落札率を下げ、建設コストを削減することがワイズスペンディング(税金の賢い使い方)であるという極論は、ダンピング受注を助長するだけでなく建設業の健全な発達を阻害する要素を多分に含んでいるのではないでしょうか。

我が下水道メンテナンス協同組合に目を向けると、様々な公共インフラの老朽化がクローズアップされるなかで、これまでの厳しい環境下がやや改善し、東京都下水道局との信頼関係のもと、予防保全としての下水道の維持管理工事や作業は堅調に推移、2020年東京五輪開催に向け国際都市東京の足元整備にますます発展が期待されます。

このような時代の変革期にあって、メンテの着実な発展を担うのは青年部の柔軟な発想とエネルギッシュな行動力です。

組合設立40周年の節目に立会った経験を基に、10年先を見据えた事業活動を積極的に展開し、未知の課題に遭遇しても果敢にこれに挑戦する「志」と「実行力」を備えた総合的な「人間力」を身に着けた人材となるべく勉強の機会を強化いたします。

具体的には、社会的な課題である事業継承や人材不足解消のための募集広告や企業PR、働く作業員の負荷軽減のためのロボット化など、会議室を飛び出し、最先端の現場を踏査する勉強会を実施し、知識と見識を得ようと考えています。

また、本音で話し合えるような「価値のある人間関係」を築くために、見学視察会やスポーツ会など福利厚生事業を通じて会員相互の親睦を図ります。

さらには、異業種青年部との交流やビジネスチャンスの拡大を目途に、東京都中小企業団体青年部協議会事業に参加し、盲導犬チャリティー活動を行います。

青年部は今期が第26期、私は初代から数えると第18代の会長となります。この歴史と伝統ある青年部ですが、ベビーブームjr.世代である40代が近く大量卒業の時期に差し掛かり(規定で定年は概ね45歳)、現在34名の会員の減少が見込まれる様になって参りました。

今年度は、今後の青年部のあり方や、現在行っている活動などを積極的に議論し、青年部の魅力を内外に強くアピールすることが必須と考えます。

そのため、いつまでも青年の志を持ち、積極果敢にチャレンジし続ける実行力を備えた青年部の象徴として、団旗を製作致しました。

このグリーンフラッグの下、会員同士のさらなる結束の強化と協同組合の実行部隊としての矜持を常に保ち、日々前進参りますので、引き続きの御指導・ご鞭撻の程お願い申し上げ、再任の御挨拶とさせていただきます。