ご挨拶

会長 松田康一  下水道メンテナンス協同組合青年部

青年部会長 就任のご挨拶

平成30年6月1日開催の青年部第27回定時総会におきまして、第19代会長を仰せつかりました足立建設工業株式会社の足立裕介と申します。はなはだ微力ではございますが、この大任をお受けいたしましたうえは一意専心、青年部のさらなる発展に全力をつくす所存でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

国会では、安倍総理が最重要課題と位置づけた働き方改革関連法案が議論されております。これが成立し施行されれば、5年の猶予期間はあるものの、建設業、運輸業にも時間外労働の罰則付き上限規制が適用されるといわれています。

国土交通省も団塊世代の大量離職と若者の建設離れから、建設業の持続可能性を危ぶみ、
「建設業働き方改革加速化プログラム」を早々に策定しました。その内容は、@長時間労働の是正と週休2日の確保、A技能と経験にふさわしい処遇(給与)と社会保険加入の徹底、B仕事の効率化とICTの活用による生産性向上、この3分野に対し建設業界へ積極的な取り組みと協力を促しています。また、これまでの社会保険加入促進、担い手3法の制定、労務単価引き上げ等の取り組みと連動しつつ、従来のシステムの枠にとらわれない新たな施策を展開すると発信しています。

私たち青年部は、組合の次世代を担うリーダー育成の場であると同時に、各社の経営層、あるいは次期経営層の集まりでもあります。少子高齢化が進む中、業界の共通課題は、人材の確保育成と考えざるを得ません。若者の集まらない業界に将来はありません。若者の集まらない企業に技術の継承はありません。仕事があろうとも担う人手がなければ施工できないのです。

ゆえに、貴重な人材の流出をどう防止するか、どうすれば新規の人材を獲得できるのか、どうしたら人材をより効果的に育成できるのか、長時間労働の是正はどうしたら実現できるのか、など中小建設業の経営に係わる課題に若手ならではの発想力と行動力で取り組んでいく所存です。

加えて、今年度秋より運用開始予定の建設キャリアアップシステム、検討が始まったばかりの建設業法改正の動きや専門工事業の企業評価制度など、私たち業界を取り巻く環境の変化はスピード感を増しています。このため、的確な情報をいち早くキャッチし、勉強会などを通じてタイムリーに共有し、組織の体制構築に活かせるよう取り組んで参ります。このことは、青年部員各社の“下水道の枠を超えたネットワーク”を活用することにより、さらに充実したものとなると考えています。

今年度、青年部は発足28年目を迎えます。歴史と伝統ある青年部ですが、団塊jr.世代である40代が近く大量卒業の時期に差し掛かり、世間と同様に部員の減少が目前に迫っております。その様な中で松田前会長が取組まれた、「今後の青年部のあり方や、現在行っている活動などを積極的に議論し、青年部の魅力を内外に強くアピールすること」のさらなる具現化に向け、継続して取り組んで参ります。

来る創立30周年に向け、発足の精神である「自由に発想し、何事にも積極果敢にチャレンジする」を忘れず、教育情報と福利厚生を2本柱に事業を推進して参りますので、引き続きのご指導ご鞭撻の程お願い申し上げ、就任のご挨拶とさせていただきます。